vol.02 先生をうまく使うべし
デザイン・工芸科 夜間部
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科
女子美術大学 アートデザイン表現学科ファッションテキスタイル 現役合格
中臺沙椰さん(麗澤高等学校)
中臺沙椰さんの代表作
代表
美術大学への進学を考え始めたのは、いつ頃ですか?
中臺さん
高校2年生の冬です。ですが美術大学だけでなく他にも全く別の進路も何個か考えていてそのうちの一つでした。
代表
どうして美術大学に行こうと思いましたか?また、きっかけになるようなことはありましたか?
中臺さん
家族に影響されて興味を持ったと思います。単純に楽しそうだったのと大学では国語や数学のような勉強をしたくないと思っていて、様々な進路と迷いましたが将来のことなどを考えてこの進路に決めました。
代表
入試を意識した実技の勉強はいつ頃始めましたか?
中臺さん
アトリエに入ったのは高3の春ですが、はっきり意識したのは秋頃だと思います。
代表
予備校に通っていて「楽しかったこと」「つらかったこと」を具体的に教えてください。
中臺さん
楽しかったのは友達や先生と話しているときや人の講評を聞いているときです。つらかったことは自分の思ってるような絵が描けなかったことです。あと座ってると腰が痛くなります。
代表
受験勉強をしている中で「○○によって私は変わった」というようなターニングポイントがあれば教えて下さい。
中臺さん
夏休みと冬休みで一気に変わった気がします。
代表
授業の中で「役に立った」という課題があれば、教えてください。
中臺さん
課題ではありませんが私が花や野菜などを描きたいと言えば先生がわざわざモチーフを買いに行ってくれて(しかも走って)どんな時もしっかりと対応してくれたのを本当に感謝しています。
代表
試験会場はどんな様子でしたか?また、あなたはどんなことを考えましたか?
中臺さん
まず美大の受験がどんな感じなのかがわからなく不安で最初の試験はとても緊張しましたがその後は緊張しませんでした。一つだけ焦ってプチパニックを何回か起こしましたがそういう時は「大丈夫、落ち着け」と自分に言い聞かせてました。試験中は周りの人の作品をジロジロ見てました。自分自身は余計なことはせずいつも通りに、そして最後まで諦めずにやろうと思っていました。
代表
合格を決めたときの気持ちを聞かせて下さい。
中臺さん
何かの手違いじゃないかと思いました。ただただ信じられないという感じです。今だに少し疑ってます。
代表
大学ではどんなことをしていきたいですか。
中臺さん
色々な経験をたくさんして将来どんな仕事をしていきたいのかを具体的に決めたいと思います。
代表
将来の夢は何ですか?
中臺さん
これから決めます。
代表
後輩へのメッセージを一言お願いします。
中臺さん
自分のための受験なので上手い人の描き方を見たり積極的に先生に聞いたり自分のためになることはどんどん要求していいと思います。あと私は最後の方講評を怠ることが何回かあったのですが、どんな作品でも講評は何かしら得られるものがあるので講評はちゃんとしてもらった方がいいと思います。この進路を自分で選んだからにはもうやるしかないので最後までやり抜いて頑張ってください。