おすすめの1冊「誤解だらけの日本美術」
今日、明日は大学入試センター試験。いよいよ受験本番です。アトリエの学生たちには、実力を存分に発揮して欲しいと思います。
さて、1月号の「アトリエ新松戸通信」では、帰省しているときに読んだ「誤解だらけの日本美術」ーデジタル復元が解き明かす「わびさび」( 小林泰三/著 光文社新書)を紹介しました。
著者は国宝級の美術作品を、デジタル技術によって完成した当時の色彩に復元する技術者です。日本美術というと「わびさび」といった「渋い」イメージがありますが、実際はどうだったのか。目から鱗の落ちるような検証結果が次々と現れ、どんどん引き込まれていきます。面白いです。
文体も軽妙で読みやすく、岩崎は「はじめに」にあった
【つまり、阿修羅は綾波レイなのである。】
の一文でやられました。。。(ま、世代ってヤツですなー笑)
詳細は光文社のサイトでご確認下さい。
誤解だらけの日本美術
昨日から武蔵野美術大学の卒業制作展が始まっています。
平成27年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作展
工芸工業デザイン学科に進学したOBから「優秀賞をいただきました」との嬉しい知らせもありました。
土日は自分のクラスがあるので、月曜日の最終日に伺おうと思っています。