6日間チャレンジ![中学生]

2017年10月30日

アトリエ新松戸・中学生美術科の夏期講習は6日間連続でスケジュールされています。

こちらの記事でもご紹介したように、「正しい鉛筆の持ち方」から「ものの見方」まで、1日3時間かけてがっつり学びます。

昨日で第一期が終了。
ある生徒の6日間を見てみましょう。

1日目。

シンプルなモチーフを使っての基礎デッサン。
よく見るとピーマンは五(六)角形だったり、トマトもまん丸な様で同じく五(六)角形ということが捉えられました。

2日目。

この日はあえて「感じたままに描く」ことを目標にしました。
色の濃淡が見えていますね。

3日目。

少し複雑な形のモチーフに挑戦。
材質の違いにも注目し、描きわけることを目標にします。

4日目。

今度は分かりやすい形のもの(箱)と複雑な形のもの(貝殻)の組み合わせ。
位置関係を意識するようになりました。

5日目と6日目

最後に大きく組まれたモチーフに挑戦します。
色鮮やかなモチーフの位置関係はそのままに、イメージした背景色を乗せてみる、という課題です。
“明暗を色彩に置き換える”思考と作業も加わります。
彼は背景に黄色をチョイス。

黄色の背景であれば、モチーフには黄色の影響があり、突き詰めていくと影が黒ではないことが分かります。
生徒くん、発見があるたびに納得した顔を見せてくれました。

このコースを受講するだけでも5つ作品を手がけることになります。
ポートフォリオの始めの一歩ですね。
お疲れさまでした。

第二期は同じ内容で8/11(金)からスタートします。
この期間に授業見学も実施しておりますので、ホンモノの美術を体験してみたいな、という方はぜひご検討下さい。

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