ひとかわむけて
ピリピリッ
明らかにひと月前とは違う雰囲気のデザイン・工芸科デッサン風景。
秋の気配が濃くなってきて、受験というものを意識し始めたということもあるでしょう。
しかし、何よりのきっかけは「自由制作展2017」によるものであると私たち講師陣は強く感じています。
普段の課題では、言ってしまえば「こういうテーマで描きなさい(作りなさい)」と他者から指令を受けてこなしているようなものです。
自由制作展では自らが表現したいテーマを選び、文字通り自由に形にし、さらにはそれを人々を招く場所で大掛かりに展示するという大変貴重な経験をしました。
そうした経験値を得ることによって生徒達の制作に対するモチベーションが高まったのは間違いありません。
課題であっても、自らと向き合うことが無意識のうちに行われるのであれば、それは芸術家の始まりです。
こうして自由制作展がもたらした効果は想像以上のものでした。
これからの毎日を大事にしていきましょう。