マスカレードな課題

新たな年を迎えました。

アトリエ新松戸受験部では年末と変わりなく、いよいよ迫った受験daysに備える生徒たちが4日から活動していました。

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絵画科、デザイン・工芸科の面々はひたすら志望校対策課題に取り組み、講評を受け揉まれる日々。
中学部の生徒たちも早速デッサンをこなしました。

さて本日ぜひともご紹介したいのはピリピリ風景ではなく基礎科の新春課題風景。

「全身に装着するオブジェを作る」

という課題で、2日〜3日ほどかけて全員が制作からプレゼンまで行いました。

まずは制作風景です。
好きな素材を好きなだけ持ち寄ってよいということで面白い素材が各々のデスクに乗っています。

どんな装着オブジェが出来上がるんでしょう…?

プレゼン風景を見てみましょう!

テーマ「変なおじさん」

帽子の蓋を取って出てきた綿は煙を表しているのかと思いきや、「溢れ出た脳(アイディア)」だそうです。…深い!

こちらはなにやら拘束具めいたオブジェ。
テーマ「邪悪から生まれたROCK」

メリケンサックだそうですが、ソフトな感じです(笑)

こちらは打って変わってピースフルなオブジェ。
テーマ「幸せな取り外し式ヒヨコ」

取り外し式と謳っているものの、手を傾けると落ちる、つまり乗っかってるだけの仕様です(笑)

テーマ「花の妖精」
フリルふわふわが作りたかったとのこと。

小汚い(コホン)アトリエの中でこの白さは輝かんばかり、傘のフリルも細かく丁寧に仕上がっています。

ここで岩崎が言っていたのは、
「ここまででいいかな、と思った瞬間に作品は止まる」
ということ。

これは全員に言えることなのですが、例えば上記の場合、せっかくホワイトを基調に上半身までまとめたのだから下半身も白でまとめたらもっとよかったということです。
プレゼンに挑む姿勢としてどうあるべきか。
芸術家といえどもそこまで考えての作品づくりが求められる昨今です。
基礎科のうちに大事なことを学びました。

こちらは「ストリート系」。

当初G-shock風の時計だけ作っていたのを、「もう少し足さない?」とアドバイスしたところ閃きが。
外した2つの時計をキャップに装着させればなんとVRになるというアイディアです。
企画書を書いて売るべし!

「花の妖精」その2。
本人の背の高さもあり、とても見栄えのするオブジェとなりました。

力強さの象徴として車が、自由の象徴として鳥が配されています。

花屋の皆様、店頭で装着してみませんか?
きっと眼を引きますよ。

いかがでしたでしょうか。
ピリピリ受験部の裏ではこのようなほぼ自由制作もあり、私たちは作る楽しさを決して忘れてはいません。

現在中学部、基礎科(高1・高2)では新規生徒募集中ですので、ぜひ一度見学にお越し下さい。
無料体験授業も受け付けております。
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2018年もクリエイティブな一年にしていきましょう!