美大受験の仕組みを知る!進路説明会開催
2019年6月1日にアトリエ新松戸主催の進路説明会を行いました。
スライドを使ってまずアトリエ新松戸卒業生たちの現在の仕事を紹介したあと、最近の一般入試の難化について、具体的な数字を挙げて説明しました。
武蔵野美術大学、多摩美術大学といったハイレベル校では合格者最低点が80%に迫ってきていること。これまで滑り止めとされてきていた大学が、AO入試や推薦入試で定員を確保するため、一般入試の倍率が上がって、すでに滑り止めとは言えなくなっていること。なかなかシビアな話になりました。
後半では、AO入試、推薦入試、一般入試の違いや、それぞれの良いところと悪いところを説明しました。実はどのような受験タイプを選ぶかによって、準備の仕方が全く変わってきます。ここを間違えると結果はついてきません。今回の説明会のポイントはここでした。
終了後、実際にAO・推薦入試で大学に提出したポートフォリオを見ていただきました。ポートフォリオを作る過程で、作品についての考え方が深まって、面接に活きたこと。受験課題だけでなく、いろいろなタイプの作品を作ったことによって、バリエーションが広がり、面接官に好印象を与えたことなど、お話ししたのですが、みなさん興味深く聞いていただけました。
ポートフォリオを作るためには、まずは作品が必要です。AOや推薦試験を受ける3年生は少しでも早く実技を始めなければなりません。夏期講習会でも、AO・推薦受験者には完全別カリキュラムを組みます。これから美大を目指す人は、どの受験タイプが自分に一番マッチしているのか、まずは相談してください。アトリエ新松戸は全力でサポートします。
当日お配りした資料には、各大学の受験タイプごとの倍率や試験内容、学費など詳細なデータが書かれています。ぜひ有効に活用していただければと思います。