多摩美術大学環境デザイン学科入試再現作品

受験部の作品紹介。今日は2021年度多摩美術大学環境デザイン学科合格者の作品です。一般選抜で受験しました。

多摩美術大学環境デザイン学科の一般選抜におけるデッサンの試験時間は5時間。出題内容は、教室内に置かれたモチーフを立体構成した状態を想定して描くというものです。自分の頭の中だけでモチーフを組み立てるということ自体難しいのですが、さらに「透視図法的、明暗法的な正しさ」と「ユニークな構成」が求められます。また、構成する上での条件をしっかりと読み込んで、それに違反していないことも必須となります。

多摩美術大学独自の国語と英語の筆記試験の課される一般方式の場合は、デッサン300点、英語100点、国語100点の500点満点。大学入試共通テストの結果を利用する共通テストI方式の場合はデッサン200点、選択科目2科目で各100点で400点満点です。2021年度の合格者最低点は一般方式で7割、共通テスト方式では8割となっていて、そのレベルの高さが窺えます。

山本さんの作品01

1枚目のデッサンは実際の入試で描いたものを再現した作品です。80cm×40cm×2mmの厚紙2枚がモチーフとして教室の中央に置かれていました。点数開示によれば、非常に高い評価を受けていました。

山本さんの作品02

2枚目のデッサンは入試直前に描いた対策課題です。この課題でトランプという薄く平なものを組み合わせる練習ができていたので、本番では焦ることなく取り組めたそうです。

今回、掲載作品の詳しい合格体験記はこちらから読むことができます。
【2021一般選抜合格】vol.09ポジティブシンキングで乗り越えた


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