日本大学芸術学部美術学科絵画コースの一般選抜

受験部の作品紹介。今日は2021年度日本大学芸術学部絵画学科合格者の作品です。一般選抜で受験しました。

日本大学の美術学科の一般選抜には学力検査(英語・l国語)と専門試験によるA個別方式と、学力検査(5教科のうち2教科選択)のみによるN全学統一方式があります。この生徒は前者で受験しました。

A個別方式には、第1期と第2期の設定があり、第1期では二つの日程が用意されていて、美術学科に限りそれを併願することができます。第一志望とするのであれば、必ず両方に出願しておきたいところです。

専門試験の内容は絵画コース第1期の場合、
1・実技[油絵、アクリル、木炭、鉛筆からいずれかを選択し、人物を描く<5時間30分>]
2・実技に関するレポート(30分・400字以内)
3・面接
同じく絵画コース第2期は、実技のモチーフが人物から静物に変わります。

ここ数年、出願者数の変動が激しいので、実技の難易度は受験するタイミングでかなり違ってきます。そこは割り切って、自分のできる準備をするしかありません。

実技に関しては、自分の得意な素材で繰り返し練習することが何より大切です。第1期はコスチュームモデルなので、美術予備校での人物デッサンだけでなく、友人や家族にモデルを頼んでスケッチしたり、学校や街中での人物クロッキーなども有効です。

レポートと面接に関しては、進学したい気持ちを全面に出した上で、素直に対応すれば問題ないでしょう。

掲載の作品について

日本大学芸術学部美術学科絵画コース合格者作品


この油絵の作品は「セットされた植物に想定の生き物を加えて描く」というものです。大学に入ってからは、指定されたモチーフを描き写すだけでなく、自分でテーマを見つけて自主制作も行なっていかなければなりません。その前段階として、イメージ力をつける課題として取り組みました。

日本大学芸術学部美術学科絵画コース合格者作品

デッサンは夏期講習会でヌードモデルを描いた作品です。モデルを描く機会はどうしても限られるので、人体の骨格や筋肉のつき方など、こういった機会に少しでも理解を進めておくことが大切です。

今回、掲載作品の詳しい合格体験記はこちらから読むことができます。
【2021一般選抜合格】vol.10ヌードデッサンが新鮮でした

※このエントリーは2021年度−2022年度の入試内容に沿った記事になっています。


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