過去の名作をコラージュで表現しよう!(基礎科)
12月になり2学期も10日で終了です。この後は冬期講習会から共通テスト、一般選抜入試と、怒涛の受験スケジュールが待っています。みんな体調に気をつけて、この大きな山を乗り越えていってほしいと思います。
基礎科では11月にコラージュ課題に取り組みました。モチーフは過去の大家たちの名作です。画集から自分の好きな作品をピックアップした上で、雑誌や新聞などから素材を切り抜き、それらを貼り付けて制作しました。
ただ、ちぎり絵的に色合わせをしていくのではなく、作品から意味や作者の心情、時代背景といったことを読み取り、それを自分流に解釈した上で、画面を構築していきました。
完成した作品は、出題した側が考えていた以上に作品の読み解きに踏み込んでいて「答えのない事象に対して自分なりの問いを立て、そこから自分独自の答えを導いていく」という、まさにアート思考につながる作品制作になりました。
フェルメール「真珠の耳飾りの少女」より
ゴッホ「郵便配達夫ルーラン」より
ルノワール「少女像」より
マネ「鯉のいる静物」より
元になった作品の画集はこちらです。
課題最後の講評会では、一人2分のプレゼンテーションを行なってもらいました。作品を見るだけでは気が付かなかった制作意図や、造形上の工夫などをお互いに聞くことで、さらに刺激が高まったのではないかと思います。
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