水粘土でそっくりに作ってみよう!(中学生美術科)

中学生美術科では、水粘土を使ってカットかぼちゃをそっくりに作る「模刻」の課題に取り組みました。対象を立体として捉える力を鍛える課題です。

最初はどうしても一方向から見た印象に囚われて、奥行きが足らなかったり、切り口の角度が合わなかったりしました。しかし、モチーフを制作途中の自分の作品の横に置いて、さまざまな方向から見比べることで、少しずつ形が近づいていきました。

制作が終わったら、粘土板と机を綺麗に拭いて、粘土板上にかぼちゃと作品を並べて記録画像を撮りました。この時、どう配置したら美しく見えるのか、それぞれに考えてもらいました。

デッサンや水彩のように「立体物を平面上に表現する」のではなく「立体物をそのまま立体として表現する」というアプローチを経験したことで、生徒たちは観察するという行為にさまざまな方法があることに気づけたのではと思います。


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