展覧会レポート「マティス・自由なフォルム」

https://matisse2024.jp

国立新美術館で開催中の「マティス・自由なフォルム」に行ってきました。

フォーヴィスムの中心人物だったマティスですが、今回の展示は「切り紙絵」に焦点を当て、ごく初期の静物画やデッサン、彫刻作品などのほか、最晩年に建設に取り組んだロザリオ礼拝堂のステンドグラスや祭服など、これまであまり馴染みのなかった作品を観ることができました。

画像は、撮影して良かった「切り紙絵」から「ロザリオ礼拝堂」のブースのものです。
一見単純そうに見える「切り紙絵」でも、ガッシュで塗られた紙を切り取った後、最適な形と場所を求めて何度もピンで仮止めしたり、鉛筆で構成を探っている痕跡から、作品に対する強い思いが伝わってきました。

個人的には、初めて観る彫刻作品や、線描によるデッサンにも惹かれました。

会期は5月27日(月)まで。ぜひ足を運んで欲しい展覧会です。


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