自分とペットをキャラクター化しよう!(中学生美術科)

中学生美術科の中で1・2年生と美術系高校を受験しない3年生は、12月にイラスト課題に取り組みました。内容は「自分とペットをキャラクター化して、それらが存在する空間を描こう!」というものです。

中学生にとって、キャラクターイラストは日頃から描き慣れているものですが、背景を含めた空間を意識することはあまりないようです。対象と視点の位置関係から、構図について考えてほしいと思って出題しました。

中学生美術科「イラストレーション」

2年生の作品です。暗い色を効果的に使って、画面から恐怖感が滲み出てきています。キャラクターもあえて細かなところを描き込まず、荒々しいタッチを使うことで、画面に統一感を与えています。

中学生美術科「イラストレーション」

3年生の作品です。淡彩風の淡い色調でまとめました。キャラクターと背景の青色の流れを交差させることで、キャラクターが上昇していこうとしている動きを強調しています。

中学生美術科「イラストレーション」

3年生の作品です。描きたいものを画面中に散りばめたことで、賑やかな作品になりました。部分部分に焦点を合わせて描いたことで、多視点の表現にもなりました。

中学生美術科「イラストレーション」

1年生の作品です。自分の部屋がこんな風だったらいいなと思いながら描いたそうです。学年に関わらず同じ課題に取り組んだことで、2年生、3年生から、いろいろな刺激をもらったことでしょう。


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