様々な質感を描き分けてみよう!(基礎科)

高校1・2年生対象の基礎科、2月前半の課題は静物デッサンでした。
描画素材は2年生で将来デザイン系学科進学希望者は鉛筆、1年生と絵画系学科進学希望者は木炭を用いました。

テーマとして「様々な質感を描き分けてみよう!」をあげ、ガラス、金属、陶器、布、木材など、異なる質感のモチーフをどう描き分けるかに注目して指導を行いました。

構図に関しては、オーソドックスに全体を入れるだけでなく、布の皺やモチーフの置かれている状況に注目したり、自分の描きたいところを思い切ってクローズアップしたりと、個々人の目的意識が明確に表れていて、個性的で、なかなか頼もしかったです。

デッサンだけでなく、様々な課題に取り組む基礎科ですが、それらを通して、構図や質感表現に関する思索が深まってきているようです。単に手先の技術だけでなく、物事の本質を捉えることができるよう、アドバイスしていきたいと思います。


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